Pentagram(PGM)
旧名:Rampage(RPG)
LJL 2017 Spring Split 2位
LJL 2017 Spring Playoffs 1位
LJL 2017 Summer Split 2位
LJL 2017 Summer Split 2位
LJL 2017 Summer Playoffs 1位
■チームメンバー
Top :Shirou "Paz" SasakiJungle :Jang "Once" Se-yeong
Mid :Osamu "Ramune" Ozawa
ADC :Yuta "YutoriMoyasi" Noguchi
Support :Yang "Gaeng" Gwang-yu
チームの歴史としてはFMに次ぐ長さを誇る。前身はmyRevenge Rampage、略してmyR Rampageという名で2012年に結成した。当時ではコミュニティによる最大の大会であった「第四回LOL振興大会」で優勝したことを皮切りに、日本の大会シーンにおいてDFMと凌ぎを削りあってきた古豪である。
シーズンでの勝率1位こそDFMに譲り続けているが、Playoffsという大舞台の強さにおいては無類の強さを発揮しており、三回連続でDFMを下した上で驚異の三連覇を成し遂げている。この三連覇によりIWCQ、MSI、WCSへの切符を手に入れており、海外の日本に対するイメージとしては真っ先に上がるチームだろう。
6年親しまれてきた名前であるRampageからPentagramにネームチェンジを行い、心機一転して前人未到の四連覇目掛けて2018年のLJLに挑む。
▼ストロングポイント
幕張メッセというLJL史上最大の大舞台で制覇を果たしたあの時から三人ものメンバーチェンジを行った。キャリージャングラーのTussle、「ママ」「どこでもDara」といった異名でファンから愛されたDaraの移籍。そして日本最強のトップレーナーであったEviのDFM移籍。
さらにはTussleおよびDaraの在留カードをめぐる問題により、前半戦での1ゲーム没収という重い罰則を受けてしまった。明らかに逆風である。
だが、PGMはそんな逆風を補って余りある補強を行った。
ジャングラーのOnceはかの魔境LCKの二部チームBPZに所属しており、シーズン3位という成績を残している。PlayoffsではEver8 Winnersに破れ昇格はならなかったものの、韓国サーバーのチャレンジャーティアーで最高798LPを誇る実力を持つ。
そして中国二部リーグの2144 Gamingに所属していたサポートのGaengはAfreeca Freecsの練習生からPGMに加入しており、こちらの最高LPはOnceを超える840という数字である。LPの高さが勝負を決するわけではないが、ここまで高いプレイヤーが加入したのはおそらくLJLの歴史において初であろう。
さらに2016年の優勝メンバーであったPazの復帰。DFMとはEviと交換した形になる。ジャングラーからトップレーナーにロールチェンジした経歴があり、トップレーンでは特にフィオラが有名だが、様々なトップレーナーを高水準で使いこなすことができる。
残留した二人の片割れであるミッドレーナーのRamuneは二部チームCrest GamingからRPGのミッドレーナーに抜擢された経歴を持つ。当初はRokiの後釜としては実力不足ではないか、と疑問視していたファンも多かった。しかし、そのシーズンでめきめきと頭角を現し、そしてPlayoffsでかの皇帝相手に革命を起こし、栄冠を勝ち取った主人公である。プールも皇帝に負けず劣らず広く、韓国サーバーでマスターティアーに到達するなど順調に成長をしていっていると言えるだろう。
そしてもう一人。ADCのYutoriMoyasiはLJLにおいてYutaponと並んで優れたADCとして知られている。的確なダメージトレードを行いつつもファームの精度が高く、ファーストタワーの獲得回数も突出している。このYutoriMoyasiを軸にゲームを動かす場面が多く、まさしくキャリーの名に相応しい実力を持つ。
そんなPGMの強みとして挙げられるのはタワーなどのオブジェクトを巡るローテション。それは他チームの追随を許さないほどの速さと正確さを併せ持つ。ボットレーンにおいて得た有利を綿で首を絞めるようにじわじわと広げていき、気が付けばオブジェクトだけでなくジャングルすら支配する――その動きは最高峰のリーグであるLCKを彷彿とさせるものだ。
また、前半戦においては新戦力であるGaengの素晴らしい個人技が目立つシーンが非常に多かった。「LCK1部でも通用するのでは?」といった最高級の賞賛も多く見られ、Daraが抜けた大きな穴を完全に埋めたと言っていいだろう。
一方でもう一人の新戦力であるOnceはいまいちぴりっとせず、拍子抜けがしたファンも多いだろう。無論、鋭い雷のようなプレイングを合間見せる時もあるが、他のメンバーと息が合っていない場面が目立った。
ジャングラーとしての実力はLCK二部においてチームを3位に導いた実績が保証しているが、コミュニケーションが上手くいっていない節がある。
また、前半戦では在留カード問題による罰則の1ゲーム没収が大きく響き、2勝3敗と後塵を拝することになってしまっていることも気になる点だ。また、5Roundでこなしたゲーム数はたったの8。他チームは最低でも7h/DFMの11ゲームであり、半数以上がメンバーチェンジした状況において、どんなものよりも欲しい本番の経験が不足しているのも大きな不安要素であろう。
出典:https://jp.lolesports.com/teams/pgm/gaeng
個人的な意見になってしまうが、私は「Daraが抜けた穴はまず埋まらないだろう」と考えていた――しかし、GaengはLJLのサポートの中でも抜きんでいる実力を証明してみせることでこの甘い考えを打ち砕いた。
ザヤと共にラカンをピックすれば2種のブリンクで戦場を舞うその姿は疾きこと風の如く。ジャンナをピックすれば相手のイニシエーターをいなし跳ね除ける様は徐かなること林の如く。アリスターをピックすればグローリーで一瞬の隙を逃さず突き進む雄姿は侵掠すること火の如く。ブラウムをピックすれば襲い掛かってくる荒波すべてを受け止める偉容は動かざること山の如く。
それぞれのサポートチャンピオンの役割を十全にこなすその様はまさしくかの武田信玄公の「風林火山」のよう。
また、前半戦においては新戦力であるGaengの素晴らしい個人技が目立つシーンが非常に多かった。「LCK1部でも通用するのでは?」といった最高級の賞賛も多く見られ、Daraが抜けた大きな穴を完全に埋めたと言っていいだろう。
▼ウィークポイント
一方でもう一人の新戦力であるOnceはいまいちぴりっとせず、拍子抜けがしたファンも多いだろう。無論、鋭い雷のようなプレイングを合間見せる時もあるが、他のメンバーと息が合っていない場面が目立った。
ジャングラーとしての実力はLCK二部においてチームを3位に導いた実績が保証しているが、コミュニケーションが上手くいっていない節がある。
また、前半戦では在留カード問題による罰則の1ゲーム没収が大きく響き、2勝3敗と後塵を拝することになってしまっていることも気になる点だ。また、5Roundでこなしたゲーム数はたったの8。他チームは最低でも7h/DFMの11ゲームであり、半数以上がメンバーチェンジした状況において、どんなものよりも欲しい本番の経験が不足しているのも大きな不安要素であろう。
注目プレイヤー:Gaeng
出典:https://jp.lolesports.com/teams/pgm/gaeng
個人的な意見になってしまうが、私は「Daraが抜けた穴はまず埋まらないだろう」と考えていた――しかし、GaengはLJLのサポートの中でも抜きんでいる実力を証明してみせることでこの甘い考えを打ち砕いた。
ザヤと共にラカンをピックすれば2種のブリンクで戦場を舞うその姿は疾きこと風の如く。ジャンナをピックすれば相手のイニシエーターをいなし跳ね除ける様は徐かなること林の如く。アリスターをピックすればグローリーで一瞬の隙を逃さず突き進む雄姿は侵掠すること火の如く。ブラウムをピックすれば襲い掛かってくる荒波すべてを受け止める偉容は動かざること山の如く。
それぞれのサポートチャンピオンの役割を十全にこなすその様はまさしくかの武田信玄公の「風林火山」のよう。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除移籍したことによる在留カードをめぐる問題ならともかく、在留カードのことでもめたから脱退したともとれる書き方はっていうのは時系列的にも正しくない気がしますがそんな情報どこかにありましたか?細かい部分ですが表現を変えたほうがいいと思います
返信削除>civ4r
返信削除在留カードに関する問題の時系列についてご指摘いただきありがとうございます。
おっしゃる通り、移籍したことによって発生した問題であり適切な時系列ではなかったことから、下記のように訂正いたしました。
【「」内削除および訂正】
「在留カードを巡る問題により(削除)」キャリージャングラーの……(以下略)……の「移籍(旧:離脱)」
【「」内追加】
(中略)……EviのDFM移籍。
「さらにはTussleおよびDaraの在留カードをめぐる問題により、前半戦での1ゲーム没収という重い罰則を受けてしまった。(追加)」明らかに逆風である。
以上です。今後も何かありましたら随時対応していきますので、ご愛読いただければと存じます。