2018年3月25日日曜日

個人的ベストバウト~LJL 2018 Spring Split Round5 Match3 Game1 USG vs DFM~

 Round9まで様々なドラマがあった。V3の素晴らしいマクロ力、PGM Gaeng・USG Gangoの際立つ実力、7hが抱える苦悩、DFM Eviの圧倒的な実力、RJ WyverNの魅せるアグッレシブさ――そんな中で特に感銘を受けた名試合を上げ、解説していきたい。

 Round5 Match3 Game1 USG vs DFM




 DFMはここまで7hに不覚を取り、1ゲームを落とした所以外では全勝という王者の貫禄を見せ付けてきた。一方でUSGは「さすがLCK1部のADC」――その最大級の賞賛と今でもなおダントツのキル数という実績を以って、瞬く間に「Gango」という名前を日本のファンたちに知れ渡らせた。

 そんなGangoが引っ張るUSGと、王者のDFM。この対決は個人的にPGM vs DFMよりも注目しているカードだった。なぜならば、GangoとYutapon。この二人がいたからだ。

2018年3月7日水曜日

LJLチーム紹介No.3 "Pentagram"

Pentagram(PGM)

旧名:Rampage(RPG)



出典:https://jp.lolesports.com/teams/pgm


【2017年戦績】
LJL 2017 Spring Split 2位
LJL 2017 Spring Playoffs 1位
LJL 2017 Summer Split 2位
LJL 2017 Summer Playoffs 1位


■チームメンバー

Top     :Shirou "Paz" Sasaki
Jungle  :Jang "Once" Se-yeong
Mid     :Osamu "Ramune" Ozawa
ADC   :Yuta "YutoriMoyasi" Noguchi
Support  :Yang "Gaeng" Gwang-yu


 チームの歴史としてはFMに次ぐ長さを誇る。前身は
myRevenge Rampage、略してmyR Rampageという名で2012年に結成した。当時ではコミュニティによる最大の大会であった「第四回LOL振興大会」で優勝したことを皮切りに、日本の大会シーンにおいてDFMと凌ぎを削りあってきた古豪である。
 シーズンでの勝率1位こそDFMに譲り続けているが、Playoffsという大舞台の強さにおいては無類の強さを発揮しており、三回連続でDFMを下した上で驚異の三連覇を成し遂げている。この三連覇によりIWCQMSIWCSへの切符を手に入れており、海外の日本に対するイメージとしては真っ先に上がるチームだろう。
 6年親しまれてきた名前であるRampageからPentagramにネームチェンジを行い、心機一転して前人未到の四連覇目掛けて2018年のLJLに挑む。




2018年3月6日火曜日

アリスター(Alistar)というチャンピオン

 リーグ・オブ・レジェンドの長い歴史において、個人的な好意を寄せているチャンピオンがいる。(怪しい意味ではなく!)
 かつて奴隷となり、闘士として戦わされた悲しき戦士――アリスターである。



 スキルセットとしてはQのAoE打ち上げ、Wのノックバック、Eのスタンと非常にシンプルなクラウドコントロールを持つ。極めつけには受けているCCを解除し、その上で被ダメージを大きな割合でカットするUlt。まさしく「タンク」という三文字を体言しているチャンピオンである。
 そんなアリスターはこのリーグ・オブ・レジェンドのサービスが開始した2010.7.13から存在している60体の一人であり、深い歴史がある。

2018年3月4日日曜日

LJLチーム紹介No.2 "DetonatioN FocusMe"

DetonatioN FocusMe(DFM)


出典:https://jp.lolesports.com/teams/dfm

【2017年戦績】
LJL 2017 Spring Split 1位
LJL 2017 Spring Playoffs 2位
LJL 2017 Summer Split 1位
LJL 2017 Summer Playoffs 2位


 2015 LoL Japan League Season 1・Grand Finals・LJL 2016 Spring Playoffsといった大舞台において驚異の三連覇を成し遂げ、王者の名をほしいままにしていたDFM。しかし、LJL 2016 Summer Season以降からは三回連続でRampage(現Pentagram)に敗北し、今年は王者の座から遠さがったリベンジャーとしての立場で臨んでいる。

 LJLが開催してから6回のSeasonにおいて勝率1位4回を誇る強豪であり、ここまで順調な道を歩んできたかのように見えるDFMだが、スターティングメンバーが定まらず悪戦苦闘し続けてきた歴史がある。


LJL チーム紹介No.1 "7th Heaven"

 はじめに、これらは全て袁術陛下の主観によるものであり、「こういった見方もあるのか」という程度に留めておいていただけると幸いである。


7th heaven(7h)



【2017年戦績】
LJL 2017 Spring Split 5位
LJL 2017 Summer Split 3位
LJL 2017 Summer Playoffs 3位



 LJLでの3年間(2015~2017)において、最も”中堅”という呼び名が似合うチームだ。順位は最高でも3位最低でも5位と非常に安定しており、下位のチームが這い上がるためには必ず超えねばならない壁と言えるだろう。
 一方で7hがこの中堅というポジションから抜け出すためには、PentagramDetonatioN FocusMeという分厚い双璧を打ち破る必要がある。
 さらには”三番手”というポジションもまたUnsold Stuff Gamingの台頭により危うくなっている。いまいち乗り切れないチーム――そういわれ続けて早三年。ここから抜け出すチャンスを掴みとれるか。